プラウドタワー亀戸クロス 2LDK 63㎡ 6,400万円台〜(36点/50点満点)
(2020年2月15日更新)
維持費がやや高い点がネックではありますが、要望書の提出は好調のようです。
総武線沿線での最大級の再開発プロジェクトのプラウドタワー亀戸クロスです。
前回の記事で全体の価格等を公開しておりますが、今回は2LDK BM2タイプを取り上げます。
尚、2LDKは大きく分けて5タイプの住戸がありますが、第一期で販売対象となるのはこのBM2タイプのみとなります。
概要
所在地 | 東京都江東区亀戸六丁目31番1他9筆(地番) |
アクセス | JR総武線 「亀戸」駅 徒歩2分 |
間取り | 1R ~4LDK |
面積 | 29.74m2 ~ 138.44m2 (トランクルーム面積0.59㎡~7.67㎡含む) |
総戸数 | 934戸 |
敷地面積 | 24,823.24m2 (※小学校増築敷地1,833.98㎡含む) |
売主 | 野村不動産 |
施工 | 前田建設 |
構造 | 鉄筋コンクリート 地上25階 地下2階建て |
引渡予定日 | 2022年3月下旬 (予定) |
プラウドタワー亀戸クロス 2LDK BM2タイプの評価
項目 | 評価ポイント | 得点 |
価格 *10点満点 | ・BM2タイプ 63.53㎡は5階で6,000万円台中盤でありやや控えめ ・おそらく6,498万円、坪単価338万円〜程度となる見込み | 6 |
立地 | ・江東区であり都心と比較するとリセールバリューは劣後 ・駅徒歩2分の再開発を考慮し3点評価 | 3 |
駅徒歩 | ・亀戸駅徒歩2分であり4点評価 | 4 |
ブランド | ・野村不動産のタワーマンションであり4点評価 | 4 |
間取り | ・BM2タイプは柱の食い込みは少ないもののやや細長い間取り ・洋室2は窓もなく、配置も悪い ・収納はウォークインクローゼットと納戸があり十分 | 2 |
規模・構造 | ・総戸数934戸の大規模マンション ・内廊下の免震タワーマンション | 5 |
共用施設 | ・床快full(ゆかいふる)という最新の床空調システムを採用 ・その他充実した設備使用、かつ商業施設に直結 ・天井高は2.5メートル | 5 |
維持費 | ・管理費は350〜400円/㎡程度を予定(野村不動産の説明) ・床空調システム等、充実した設備のため妥当な水準 | 3 |
その他 | ・引き渡しまで2年超あり先行き不透明リスクで▲1点 | 4 |
合計 | 36 |
価格
第一期で唯一販売される2LDKのBM2タイプ 63.53㎡は6,000万円台中盤〜、坪単価は338万円程度〜となります。平均坪単価は358万円程度です。
事前に営業担当の方が言っていた「錦糸町のブリリアタワーの中古と同水準」通りの価格となりました。
現在の不動産市場を踏まえると比較的控え目な価格になっており、絶妙な価格設定だと思います。
後述しますが、微妙な間取りであることを勘案すると妥当な水準だと思います。
間取り
BM2タイプ 63.53㎡の間取りは正直あまりよくありません。
柱の食い込みはそこまでひどくはありませんが、洋室2が使いづらそうです。
単独で使用するには独立性に欠けていますし、リビングと一体使用も難しくなっています。また、窓が無い行灯部屋となっていることもマイナスです。
リビングは洋室1のウォールドアを開けることにより解放感ある間取りになりますが、もう少しワイドスパンにして欲しかったですね。
収納はウォークインクローゼットに加え、納戸とトランクルームもあり十分確保されています。
以上を踏まえ間取りは2点評価としました。
規模・構造 / 共用施設
大規模の免震タワーマンション、かつ商業施設との一体開発ということでどちらも満点の5点評価としました。
もちろんディスポーザー、食洗機、床暖房等は揃っています。
今回新たに採用された床快full(ゆかいふる)も賛否両論ありますが、個人的には管理費にそこまで影響がなければ評価できるシステムだと思います。
エネルギー効率が高められるため、年間の電気代も10%程度安くなる試算とのことでした。
天井高は2.5メートルと標準的なものになっています。亀戸エリアのNo.1マンションとなるため、欲を言えば2.6メートルは欲しかったところです。
維持費
維持費(管理費、修繕積立金等)は現在最終調整中とのことでしたが、管理費は350〜400円/㎡になる見込みとのことでした。
床快fullを採用し、充実した共用施設が揃っている割にはまずまずの水準だと思います。(決して安くは無いです)
まとめ
2020年1月現在に販売されているマンションの中では非常にオススメできる物件です。但し、全体的に高評価であった分、間取りは余計残念でした。特に2LDKを狙っている人にとって第一期で販売されるのがこちらのBM2タイプのため、悩ましいところです。
ちなみに第二期以降に販売予定のBT1タイプは非常に使いやすい間取りになっています。坪単価はBM2タイプより高くなるとは思いますが、個人的にはBT1タイプのほうがオススメです。