プラウドタワー亀戸クロス 2LDK+S 79㎡ 7,400万円台〜(37点/50点満点)
(2020年2月15日更新)
維持費がやや高い点がネックではありますが、要望書の提出は好調のようです。
続けてBV1タイプをご紹介します。
こちらの間取りが第一期では最も坪単価が安く、坪単価313万円程度〜となります。
前回取り上げた2LDK BM2タイプは以下記事をご参照ください。
概要
所在地 | 東京都江東区亀戸六丁目31番1他9筆(地番) |
アクセス | JR総武線 「亀戸」駅 徒歩2分 |
間取り | 1R ~4LDK |
面積 | 29.74m2 ~ 138.44m2 (トランクルーム面積0.59㎡~7.67㎡含む) |
総戸数 | 934戸 |
敷地面積 | 24,823.24m2 (※小学校増築敷地1,833.98㎡含む) |
売主 | 野村不動産 |
施工 | 前田建設 |
構造 | 鉄筋コンクリート 地上25階 地下2階建て |
引渡予定日 | 2022年3月下旬 (予定) |
プラウドタワー亀戸クロス BV1タイプの評価
項目 | 評価ポイント | 得点 |
価格 *10点満点 | ・BV1タイプ 79.26㎡は5階で7,000万円台中盤であり割安 ・おそらく7,498万円、坪単価313万円〜程度となる見込み | 7 |
立地 | ・江東区であり都心と比較するとリセールバリューは劣後 ・駅徒歩2分の再開発を考慮し3点評価 | 3 |
駅徒歩 | ・亀戸駅徒歩2分であり4点評価 | 4 |
ブランド | ・野村不動産のタワーマンションであり4点評価 | 4 |
間取り | ・BV1タイプは柱の食い込みも少なく、まずまずの間取り ・サービスルーム扱いとなるため、3LDKではなく2LDK+S | 2 |
規模・構造 | ・総戸数934戸の大規模マンション ・内廊下の免震タワーマンション | 5 |
共用施設 | ・床快full(ゆかいふる)という最新の床空調システムを採用 ・その他充実した設備使用、かつ商業施設に直結 ・天井高は2.5メートル | 5 |
維持費 | ・管理費は350〜400円/㎡程度を予定(野村不動産の説明) ・床空調システム等、充実した設備のため妥当な水準 | 3 |
その他 | ・引き渡しまで2年超あり先行き不透明リスクで▲1点 | 4 |
合計 | 37 |
価格
2LDK+SのBV1タイプ 79.26㎡は7,000万円台中盤〜、坪単価は313万円程度〜となります。
第一期で販売される間取りの中では最も坪単価の安いタイプになります。
上層階でも坪単価は344万円にとどまり、割安な価格設定になっています。
後述の通り、間取りの表記が3LDKではなく2LDK+Sとなってしまうため、リセールの際にはネックとなり得ますが、実需で購入するファミリー層には人気が出ると思います。
特に5階の部屋は申し込みが多くなり抽選になると予想します。
間取り
BV1タイプの間取りも縦長になってしまっていることはやや残念ですが、可もなく不可もなくといった間取りです。
柱の食い込みも少ないですし、収納スペースも確保されています。また、洋室1・2ともに使いやすい綺麗な形になっています。
最大のネックは3LDKではなく、2LDK+Sの取り扱いとなる点です。
サービスルームとは一般的な部屋と違い、採光量が少ない部屋を指します。建築基準法により「採光の面積が床面積の1/7以上必要」と決められているので、サービスルームは居室と認められなかったスペースになります。
売却の際に、3LDK物件と比較するとやや価格が低くなりがちであるため、資産性の観点ではマイナスになります。
間取り自体は悪くないですが、サービスルームとなっている点を考慮し、2点評価としました。
まとめ
BV1タイプのスコアは37点となりました。
2LDK+Sである点はマイナスですが、坪単価は割安になっているため、実需で購入するファミリー層の申し込みが増えそうです。
特に低層階は狙い目であるため、検討している方は早めに要望書を提出したほうが良いと思います。