新築マンション

独身でマンションを購入するメリット

マン格

前回の記事で述べたように、自宅マンションは早く買ったほうが資産形成上有利です。
これは独身の方々にとっても同様です。
(私も独身ですが、2018年末に2LDKのマンションを購入しています)

【購入VS賃貸】マンションは一刻も早く購入すべき 自己紹介に記載の通り、私は2018年末に独身で2LDKのマンションを購入しています。 https://okuribito-ban...

独身でマンションを購入するメリット

ポイント

・若いうちから資産形成できる
・即断、即決できる(値下げ交渉で圧倒的に有利)

若いうちから資産形成できる

資産運用は若い人ほど有利です。20代から始めるのと、40代で始めるのでは雲泥の差があります。
マンション購入も同じで若い人ほど有利になります。
マンションの経年による値下がりは一般的には年間2.0%とされ、住宅ローン年間返済率2.6%(35年ローンを想定)を下回ります。つまり、毎年0.6%分ずつマンション売却時のリターン(売却額ー住宅ローン残債)が増加することになります。
仮に5,000万円のマンションを購入した場合は10年後に売却した場合、300万円が手元に残ることになります。もちろん、物件選びが上手くいけばより大きなリターンを得ることも十分可能です。しかも、35年ローンの返済金額は同物件の賃料相場より20〜30%程度低いため、余剰資金での貯金・資産運用もしやすくなります。

即断・即決できる=値下げ交渉時に圧倒的に有利

独身のマンション購入における最大のメリットが、即断・即決できることです。
結婚している場合には家族の意見を聞きながら物件選びを進めていくため、自由度・機動性にかけます。特に女性の場合はキッチンや内装にこだわりがある方も多いでしょうし、お子様がいれば間取りや学区、治安等にも気をつかうことになるでしょう。

しかし、独身にそんなことは関係ありません。自分で気に入った物件を即決することができます。
私の場合は間取りや内装等は正直どうでもよかったので、「今後も資産価値を維持できるか」に焦点を絞って物件を選びました。

即断・即決できることは、マンション購入時に圧倒的に有利です。

キャンセル住戸発生時にすぐに決断できる

マンション販売では頻繁に「キャンセル住戸」が発生します。一度売買契約を締結したにも関わらず、転勤や住宅ローンの否認等の止むを得ない理由により、キャンセルとなるケースです。
このような場合、売主であるマンションデベロッパーは値引きに応じてくれることが多いです。よくあるのは「もともとの契約者が放棄した手付金分値引きしますよ」といった提案です。私も30件ほどモデルルームを見学しましたが、3〜4件ほど値引き提案を受けました。

このようなキャンセル住戸販売の場合、先着順となりますので即断・即決できる独身は圧倒的に有利です。私自身もキャンセル住戸の値引き提案を受け、モデルルーム見学当日に購入を決断しました。(もちろん事前に該当物件の価格や相場観は入念に調べた上で見学に臨んでいます)

値下げ交渉時にも有利

また、マンションが竣工後(完成後)に売れ残っている場合や、売主の決算期前(通常決算は3月なので2月頃)は値引きを引き出せる可能性があります。その場合にも独身は有利です。

なぜなら売主は多少無理な値下げをしてでも早く決断してくれる買い手を好むからです。

実際に私が値下げ交渉した際に担当営業マンの方から言われたのですが、「本当に買ってくれるか分からないファミリーより、多少値下げしてでも即決してくれる独身のほうが売り手としてはありがたい」そうです。
また、モデルルーム維持のための人件費やマンションの広告費(特にインターネット広告は高いそうです)だけでもかなりコストがかかりますので、販売を長引かせるよりは値引きして早期完売を目指すほうが売主にとっても実はメリットになります。

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プロフィール
マン格
マン格
マンションアドバイザー
▪️20〜30代のマンション探しを応援 ▪️東京都内予算5000万〜1億円がメイン ▪️過去住宅ローンや投資ローンを担当 ▪️資産性を重視したマンション戦略 ▪️FP
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