新築マンション

2020年 コロナ相場で狙い目のマンション

マン格

(2020年6月1日更新)
コロナウイルスの影響が徐々に落ち着いてきた反面、実態経済への影響が大きくなってきました。このような状況下、原則マンション購入はオススメできませんが、買っても良い物件がわずかながら存在します。

中古マンションの掘り出しものを探す

マンション価格は株価と非常に相関性が高く、今後新築マンション価格が下がることは確実です。但し、遅効性があるためおそらく半年〜1年程度の時間が必要になります。

一方、中古マンションは話が別です。今回の株式相場暴落を受けて、損失補填のための現金確保、住み替えのための売却等、破産後の競売物件等、マンションが投げ売られる可能性があります。
私も常に中古マーケットはチェックしていますが、すでにかなり動きが鈍くなってきています。また、既に売り出し中の物件が価格を下げているケースも多くみられるようになりました。(3月の中古マンション成約件数が発表になったらアップデートします)

上述のように何らかの事情で自宅を売却せざるを得ない理由がある場合には、売主は価格よりもスピードを重視しており、通常より安値で購入できる可能性が高いです。また、値引きにも比較的柔軟に対応してくれるはずです。

今回のコロナウイルスが一時的な流行であれば(そう願いますが)、マンション価格も短期間で回復することが想定され、滅多にない買いチャンスとなる可能性があります。

新築マンションの値引きを狙う

現在、コロナウイルス感染防止のために新築マンションのモデルルームは人数制限を行なっていたり、一部閉鎖になっており、今後の販売に大きなマイナスとなることが予想されます。
また、株価暴落を受けて、資金計画の目処がつかなくなったり、住宅ローンを組むことができなくなったりするケースが増え、購入者のキャンセルも間違いなく増加します。

そのため、人気物件でない限りは値引きのチャンスがあるでしょう。
特に、残り数戸の物件や、竣工間近もしくは竣工後も完売していない物件、売主が大手でない物件は高い確率で値引き交渉が可能です。

「普通に良いマンション」は買ってはいけない

このようなマンション下落局面では、「普通に良いマンション」は買ってはいけません。例えば、「駅徒歩3分、立地も東京23区でまずまず、売主も大手、価格は妥当」といったようなマンションです。このような条件の場合、購入者もそれなりに集まってしまうため、値引きに期待できません。一方、マンション価格下落局面であるため、どうしても資産価値は下がってしまいます。

それよりも中古の掘り出しものを見つけたり、売れ残り物件を買い叩いたり、もしくは高倍率の超人気物件にチャレンジするほうが投資目線では賢い選択でしょう。

プロフィール
マン格
マン格
マンションアドバイザー
▪️20〜30代のマンション探しを応援 ▪️東京都内予算5000万〜1億円がメイン ▪️過去住宅ローンや投資ローンを担当 ▪️資産性を重視したマンション戦略 ▪️FP
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